ワーホリ10ヶ月が経って思うこと
カナダでワーキングホリデーを開始して10ヶ月が経ったので、これまでに私が感じたこと、学んだこと振り返ってみようと思います。
カナダで多くの学びがありましたが、大きく3つに分けて紹介します。
①つ目『自立心が育った』
全く知り合いのいない見ず知らずの土地で、1人で生きていくことは簡単ではありませんでした。「全て自分が選択しなくてはいけない。」「良くも悪くも自分の思い通りになる。」そんな状況だからこそ、自分の未来は自分が切り拓くんだ!という自立心が育まれました。トラブルだらけの海外生活ですが、それらを自分の手で乗り越えていくことで判断力、瞬発力、そしてポジティブに物事を捉える力が身につきました。海外生活で培った能力は必ず帰国後のキャリアに役立つと感じています。
②つ目『各々の生き方を尊重』
他民族、多文化国家のカナダだからこそ、「多様性を尊重する」という言葉を本当の意味で理解できました。「みんな違ってみんないい」、「どんな生き方を選択しようと個人の自由」、「自分が生きたい人生を生きる」こういった概念がカナダには根付いていました。日本にいる時はどうしても、卒業後すぐ就職して、何歳までに良い役職について、結婚して…という社会規範のようなライフタイムを送るべきだと感じていました。社会のプレッシャーですね。でも、カナダの人々は人の目を全く気にせず、やりたい事をやりたい時にやっているように感じました。年齢は関係ない。やりたい事に挑戦して人生を楽しむことを目的としている人が多い印象を受けました。それに対して他人がとやかく言う資格もないし、みんなそれぞれを尊重している。そんな生き方が素敵だなと思いました。私も常に挑戦し続ける人生を歩みたいです。
③つ目 『動物が生きやすい社会の在り方』
カナダに来て驚いた事について友人と話す際、必ずといっていいほど話題に上るのが「犬が電車内を歩いている」「スーパーに犬が入れる」ということです。駅のホームでお座りしているワンちゃん。リードなしで電車に乗るワンちゃん。カフェに一緒に入ってくるワンちゃん。カナダではほとんどの場所で動物同伴が認められています。日本しか知らなかった私にとっては、かなり衝撃的な事でした。同時に感動する事でもありました。動物が社会の一員として生活しているように感じ、高度に発達した動物文化に感銘を受けました。ダウンタウンにいくつもの大きな公園があって犬が走り回れるようになっていたり、レストランの入り口に犬用の飲み水皿が置いてあったりと、街中の至る所に動物をケアする工夫がありました。人にとっても犬にとっても住みやすい社会はこういう社会なのかなと考えさせられました。この経験は日本に持ち帰って、獣医師として日本の動物を取り巻く環境の改善に繋げたいなと思います。
読んでいただきありがとうございました♪